50代からやりたいこと、やめたこと
10代の頃は、40代女性に対しておばさんのイメージしか持っていませんでした。でも実際40代になったら、想像していた40代ではなかったし、おばさんなんだろうけど、若かりし頃に想像していたおばさんではなく、みんな若くて、しかも楽しい。
喉につかえていた魚の骨がすぽっと取り除かれた気分になって、そう考えれば良かったのか!と嬉しくなりました。金子さんありがとう。
私が何に一番感動したのかというと、実家のことです。
コロナ前は、汚屋敷に行ってはコレ捨てたら?アレも捨てたら?といちいち母に言っていたけど
実家は母のテリトリーであり、母には母の使い勝手がある。母のために良かれと思ってあれこれ片付けるのは一種の支配かもしれない。
と書いてありました。おおう、支配。それは良くないですね。
母には母の生き方がある。母の意思の及ぶ最期まで、そこに立ち入るべきではないのです。
そうやって割り切れば、一緒に住んでいるわけでもないし、まぁいっか。とラクになれると気付きました。
金子さんのお母さんも、棚やテーブルの上にいつも使うものが出しっぱなしになっているそうです。使っていない物は使い道がなくても、とりあえず収納の中にしまい込み、収納がいっぱいになったら、新たな収納家具を買ってくるという、うちの母と同じだ!金子さんも書いておられますが、多分実家はこの先もあのままだと思います。以前は母の為にとモノを減らしたり片付けたりしていたけど、別に母はそれを喜んではいないのです。こちらの親切に対して「捨てられた!」と思っているぐらいなので、感謝どころか不満を感じているのでしょう。あーめんどくさ。
で、この問題について金子さんは、親との付き合い方を変えます。なるほど!私もそうしよう。
そして私が改めて感じたのは、歳を取るほどモノが捨てにくくなるから、40代の今こそ捨てどきだということ。捨てないにしても、リサイクルショップに引き取ってもらったり、フリマアプリに出してみたり、誰かにあげたりしてスッキリさせておこう!アクションを起こす前はめんどくさく感じるけれど、今めんどくさい事は今後もっとめんどくさくなる。ならば今が最良のチャンス。50代になるまでに、少ないモノで暮らす事に慣れておこうと思いました。
第二の人生なんてない。
定年になったら、第二の人生にアレをしよう、これをしよう。と思っている人は多いでしょう。私もそのうちの1人です。でも金子さんは、定年後に妻と一緒に旅行へ行きたいと言っていた叔父さんが、定年を迎えた途端に倒れて亡くなった事や、定年後はあちこちの野仏を見て歩きたいと言っていたお父さんが定年後に体調を崩し、回復することなく70歳になる前に亡くなったことを告白しています。
人生100年時代といえども、健康寿命が100歳というわけではありません。ある程度アクティブに活動できるのは何歳までか。自分の親を参考にしてみましょう。70歳を過ぎるとガクーンと体力が落ちていませんか。私も、父と母を見ていると、自分が元気ピンピンなのもそう長くはないかもしれないと感じます。ネガティブな事を書いてそれが現実になると嫌なので、細かくは書かないけれど
第二の人生ではなく、今やろうと思いました。今なら出来る。まだ出来る。
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