Patagonia MLC45L

私はCAでも旅人でもないくせに、ソフトもハードも大きいものから小さいものまで、6つのスーツケースを使ってきました。そんなにいらんだろ、と今なら思えるけど、その時は行き先や日数によって使い分けたかったのです。ところがパタゴニアのMLC45Lを買ってから、他のスーツケースを使わなくなりました。結果、捨てる、あげる、売る、で今はMLCのみ。

案外、こういうものだと思っている事や、それが当たり前だと思い込んでいるものは、不満にすら感じないのかもしれません。飛行機に乗る前に、荷物を預けるのは普通だと思っていたし、着いたら流れてくる荷物を待つのも当たり前。というように。

パタゴニアのMLCを使い始めてから、飛行機の中に荷物一式を持ち込むようになりました。預け荷物がないので、ターンテーブルでじっと待つこともなく、誰かを待たせることも、ロストバゲージにあう確率もゼロ。初めてこれを経験した時は、仕事終わりの最初のビールのように、スカーーーーッ!と爽快気分になりました。

もう元には戻れません。これからは飛行機に乗る時、荷物は預けない。機内持込サイズのバッグで移動する!そう思いました。

MLC(Maximum Legal Carry-On)は、航空会社の機内持ち込み手荷物サイズの基準内で作られた、バックパックにもなるソフトスーツケースです。私が購入した時は Transport MLCという商品名だったけど、現在は Headway MLCとして売られています。でも基本的な構造は変わっていない様子。ファスナーの色や引き手が変わったぐらいなのかな。

 

MLC45Lは縦にも横にも持てます。付属のショルダーで肩掛けも出来るし、斜め掛けもOK。更には背面からベルトを取り出せば、バックパックに早変わり。人間工学に基づいて作られているので、結構な重さがあってもラクに背負って歩けます。もうスーツケースをゴロゴロするなんて考えられない。そう思ってしまうほどバックパックは快適です。

 

 

見た目も好きです。アウトドアブランドなのに、スポーティーすぎないし、ブラックカラーはビジネスで使っても浮きません。ジャケットスタイルにあわせてもスタイリッシュ、Tシャツに短パンのようなカジュアルでもオシャレ。まぁそれは人によるけど。ともかく、出張にも遠征にも合宿にも修学旅行にもキャンプにも何にでも使えます。

 

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