家計版 B/S

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会計でいうところの貸借対照表(以後B/S)を、家庭仕様にして作っています。B/Sとはバランスシートの略。「資産−負債=資本」を表にしたもので、これを家計に当てはめると「資産−負債=純資産」です。B/Sを作ると家計の現状把握ができます。

と、のっけから賢そうな事を書いているけど、全然。簡単に説明すると、お金をいっぱい持っていても、それ以上の借金があるならマイナスだし、逆に預金が少なくても借金がなければプラス。それがパッと見て分かるのがバランスシートです。作り方は簡単。月末の現預金残高(財形や積立など現金化できる全ての財産)を左側に記入し、右側に住宅ローン残高やクレジットカードの未払い分(車のローンや奨学金他)を記入するだけ。

以下は、ざっくり参考例。

20×× / ○月
資産(+) 負債(−)
財布 50,000 家ローン 4,900,000
A銀行 50,000 カード 100,000
B銀行 400,000
C銀行 2,000,000
iDeco 500,000
合計 3,000,000 5,000,000
▲2,000,000

上からざーっと足して合計を出し、左右の差額が現状です。この表で説明するなら300万持っていても借金が500万あるから資産はマイナス200万だね。という感じ。本来なら、持ち家や所有している車の売却可能額も資産に入れますが、私は面倒なので省略。個人管理の銀行口座やお小遣いも書きません。

私が書いている項目は家計管理のものだけ。

  • 現金
  • 銀行
  • iDeco
  • カード未請求額
  • 住宅ローン残高

銀行・iDeco・カード残は、いちいち調べるのが面倒なので、アプリ (Moneytree) を開いて各残高を写しています。住宅ローンの残高は、明細を見て1年分書き写しているので手間がかかるのは最初だけ。あとは現金を数えて書くだけです。現預金が増えていなくても、借金が減れば純資産が増えるし、家計の状況を貯蓄額だけで判断しないのがこのB/Sの役割です。

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