1型糖尿病をご存知ですか?

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糖尿病には1型と2型の2種類あるという事を初めて知りました。1型糖尿病は、インスリンを打ちさえすれば今迄と同じ生活ができます。しかし1型糖尿病になると余命があと数年などネット上には不安要素が溢れています。検索すればするほど怖くなるので、担当医に直接聞くことにしました。

私
1型糖尿病になったら死ぬんですか?
夫さんが搬送されてきた時は危険でしたが
もう安定してきたので死にません!
担当医
担当医
私
難病に指定されているって本当ですか?
残念ながらされていません
勤務先によっては支援している所もあるようですが
自営業のカニ夫さんの医療費は自己負担になります
担当医
担当医

ムムム。

治療費の補助がないのは残念だけど

死にません!と力強く言われたのは良かった。

やはりネットで情報を得るのはダメですね。

私も勉強しよう!

私達が思い浮かべる一般的な糖尿病(95%)は2型糖尿病です。

夫が発症した糖尿病は1型で、原因はウイルス感染と説明されました。でもウイルスで糖尿病になるの?どんなウイルスなの?という疑問は本を読むと理解できました。人は体内にウイルスが入ってくると、免疫システムでそのウイルスをやっつけます。ところが夫は、その敵のウイルスと自分のインスリン細胞の見分けがつかず、両方とも敵として攻撃してしまったんです。つまり自分でインスリン分泌細胞を攻撃して破壊したんです。盛大にやっつけたので、全くインスリンがなくなりました。

夫の仕事内容で例えるなら

家を建て替えますので解体してください!と依頼され古家を壊しましたが、施主の隣の家まで壊してしまいました!って感じです。ダメだろ。アウトだろ。

そういうことが夫の体内で起きたんです。インスリンが全くなくなったので高血糖になります。すると体が酸性になり、多尿による脱水症状を起こして昏睡状態になり、即治療をしないと死んでしまう。そういう状態になったのです。

糖尿病ケトアシドーシスの説明もありました。脳はブドウ糖以外ではケトン体を使わない限り生存できません。ところがこのケトン体は強酸性物質です。なので夫の体は酸性になり、高血糖による多尿から脱水状態になったというわけです。これが糖尿病ケトアシドーシスと呼ばれる状態です。

入院診療計画書に書かれていた糖尿病ケトアシドーシスはそういう事でした。

壊すのは家だけにしてよ!と発狂したいところですが、もう2度とインスリンでませんので注射して補給するしかありません。昔はそのインスリンさえなかったのだから今の時代で良かったです。食事制限はないし飲酒も可能。ただ、血糖コントロールは欠かせないし、低血糖だけは絶対に避けないといけません。ひどくなると、昏睡状態になったり脳機能の低下など怖い症状が現れます。ですから日々のインスリン注射と血糖値の測定は欠かせません。インスリンも食前のものと、何があっても打たないといけない2種類あるそうで、何があってものやつは、もし夫が倒れていたら私が打たないといけないんですか?と先生に質問すると、そんな時は救急車呼んでくださいと言われ、そりゃそーだ。とお互い笑いあいました。笑える日が来て良かったわ。

1型糖尿病は、現代の医療では治りません。インスリンを注射しなければ死に至ります。インスリンが発見されたのは大正10年なので、それまでの患者は絶望したでしょうね。ところがインスリンが発見された今でも治療費の負担から診察を控える人がいるそうです。指定難病に認定されていないがゆえに治療費が全額自己負担だからです。

本によると年間の医療費は50万円とのこと。ただしこの本は2018年発行なので、その後に新しい治療法や医療機器が導入されているならばより高額になっている可能性があります。しかし夫は生涯インスリンを注射しないと死んでしまう。つまり年間50万で命を買うわけです。買える命があって良かったよ!

救急搬送された病院の退院時、治療費の精算をしました。半月の入院と合併症を含むあらゆる検査にかかった費用は15万程でした。退院2日後には今後のかかりつけ医で診察をしてもらい1.3万、来週も再来週も行くのでトータル20万円必要になります。しかし命の重みで考えると安いもんです。今後は年間50万で命を買う事になります。もしかしたら有効的な治療法が発見されるかもしれないし、インシュリンを打たなくても良くなる日が来るかもしれません。難病に指定されて治療費の負担が減るかもしれない。未来に期待しましょう。でも今は、夫の命を救ってくれたドクター達に感謝の気持ちでいっぱいです。

私は本日、1週間ぶりに出勤しました。積まれている仕事にうんざりしながらも、この仕事をやっつけたら治療費が稼げる!と思って仕事を片付けました。


生きているから旅にも出られます。
よし、前向きに頑張ろう。
ここからだ!

 

今後はオリゴ糖を持ち歩く日々が始まります。

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