山崎元さん
去年祖母が99歳で亡くなり、その7か月後に父も亡くなり、今まで身内が死ぬ事がなかったので、初めて人が死ぬという事を理解したような気がします。芸能人や著名人が亡くなったというニュースも、段々とよく知っている人に変わり、八代亜紀さんなんてもうビックリで、えええっ！と大声出してしまったほど。そして更に驚いたのが、ほったらかし投資の山崎元さん。
過去、うちの家計は借金まみれでした。
借金返済に勝る運用なし
という山崎さんの名言を胸に、支出をとことん見直し借金完済 → 生活防衛資金確保 → 投資開始 → 夫が脱サラ → 現在は最低生活水準を基本に楽しく暮らしています。山崎さんからお金について学ばなければ今の私はいないし、貯蓄から投資にシフト出来なかったでしょう。我が家の家計が正常になったのは、どう考えたって山崎さんのおかげなのです。
八代亜紀さんは73歳で亡くなったので、同じ年齢で逝くなら私は23年後に死にます。最近ニュースになった小金沢昇司さん は65歳で亡くなったので、私の場合あと15年。65歳まで働いていたら、退職後すぐ死ぬ事になります。余暇がない！
厚生労働省が発表した2022年の日本人の平均寿命は、男性81歳・女性87歳でした。
健康寿命が男性72歳、女性75歳として、65歳まで働くとしたら自由に動けるのはたったの10年。その後は何かしら助けを受けないと生きていけないのです。そんなの絶対に嫌だ！
山崎さんは、老後に必要なお金は100歳まで生きるつもりで計算するように薦めていました。10年で平均寿命は2歳延びているので、今30歳の男性が80歳になる頃には日本人の平均寿命は90歳を超えてくると。私の祖母が99歳まで生きたという事は遺伝的に私も長寿の可能性があるわけですが、やはり健康でなければ長生きしても意味がない。私の祖母は自宅でアイスクリームを食べて亡くなりました。父も好きなものを食べて飲んで亡くなったと母から聞きました。私もそうやって死にたい。
この本を読んで思ったのは、私達が後期高齢者になる頃は自宅で死ぬのも普通になるかもしれないという事。私は病院で死ぬのは嫌なので、たとえおひとりさまになっても家で死ぬ。
山崎さんは、がん闘病費用は235万円かかったけれど、高額療養費制度や健康保険の付加給付もあったので個室に入らなければ「14万円で済んだはず」と書いています。私も医療保険を解約した身。その後に手術だ入院だと医療費はかかりましたが、保険に入っていなくても大丈夫でした。
家計を正常化したくて色々な人の本を読んできましたが、サクッと理解できてスコーンと納得できたのは山崎元さんの本でした。亡くなってしまったので、もう新しい本は出ないのか。寂しいな・・・と思っていたら 経済評論家の父から息子への手紙: お金と人生と幸せについて って、出るんかーい。
さすが山崎さん。まとめにふさわしい内容ですね。
すぐに読みますよ！
そしてダメ人間だった私をまともにしてくれて
本当にありがとうございました。深々お辞儀！
コメント ( 4 )
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カニサン元気かな。
こちらには毎日訪れさせてもらってますよ～
身内が亡くなると死を受け入れざるを得ないよね
おばあちゃんとお父さん、いなくなって寂しいね。
私もこの６年で自分の父、祖父、祖母を亡くし私の母は一人になりました。
父は闘病の末だったし
ずっと３人のお世話をしていたので亡くした悲しみは深いものだったけど
乗り越え自由になった母と今年のＧＷにハワイに行ってきます。
７２歳になった母の願いを叶えるね。
良く考えてみたら母と旅行なんて大人になってから初めてかもしれない
あ、又吉も一緒よ。それも彼のたっての願いですｗ
その前に来週は鹿児島と宮崎に行くぞ～
自分自身も５０歳になり、最近はいつまで働けるんだろうとか
まだまだ日本も含めて世界中に行ってみたい場所があるけど
ハイピッチで行かないと間に合わないぞと焦ってます。
お祝い事よりお悔みのほうが多くて自分が歳を取ったことを再認識。
楽しく朗らかに生きていきたいね。
ビストロも素敵！
世の中便利になってるんだなあ～。
ほんと、行きたい所はさっさと行っておかないと！
私は朝から航空旅行 を読んでいて
ファーストクラスで世界旅行した人の記事に熱くなり
じっくり読んでいたら私でも実現可能な気がしてきたよ。
guluさんのお母さん嬉しいでしょうねぇ。
親孝行な娘夫婦に感動しました。
そして鹿児島と宮崎・・・
毎度思うけどフッ軽だねー。
私はお正月のリベンジで今月また別府へ。
今度こそスムーズに服を脱いでエレガントにお湯に浸かるわ。
ほんと50歳超えると 余計な思考が頭の中をぐるぐる回る。
最近の会話は 死ぬ時はどう死にたいか笑
あと何年生きれるのかなー。子供の手は煩わせてはならないとか色々考えるけど、私は絶対施設に入りたくない！
病院や施設で最後は嫌やなぁ〜
去年から親が少し弱ってしまったりと色々現実に目をそむけたくなることあったり、色々考えさせられる…
guluさんが言うように朗らかに生きていきたいね。
私達の20数年後は今の親の状態なんだよ。
こうなったら嫌だなぁって思う事があるなら
今から対策しておこうね。
私は自分で持てない重たい物は処分してる。
この前、高校時代の友人達が遊びに来て
何この家！！ってビックリされたんだけど
私は今の状態がとっても快適。
ま、guluさんちよりモノは多いけどʬʬʬʬʬʬʬʬʬ
私らが後期高齢者になる頃は、在宅医療を受けて
介護保険も上手に利用して
在宅死も当たり前になってると思うよ。
病院で延命治療なんて絶対に嫌だから
私は自宅で穏やかに死にたい。
なおさんも、娘ちゃんに立派な逝き方を見せて
人生を終わらせなくちゃだね。
私達にはそれが出来る！