一汁一菜でよいという提案

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本を開くと最初に

遅くまで仕事をしていると、家に帰ってからお料理をする気にもなれない。外のことを優先して、大切にすべき自分の事は後回しにしてしまう、ついおろそかにしてしまう。今、お料理をしいない、できないという理由はいくらでもあるのです。

と書かれていました。自炊しない事は、外の事を優先して自分の事を後回しにしているという考え方。確かにそうかもしれない。でもみんな忙しいしね。ごはんを作るのも、家にあるものを確認して買物に行って献立を決めて手順やら工程を考えて、あーだこーだと作業に取り掛かるんです。これは焼いた方がいいのか蒸した方がいいのかそれともレンチンできるのか。味付けは和か洋か。1品だけでも考える事はたくさんあるのに、仕事をしながら、子育てしながら、介護をしながら、ペットの世話をしながら、毎日繰り返すのはそりゃーキツイです!でも毎食外食っていうわけにもいかないし、お惣菜ばかり食べていても飽きるしお金もかかる。

じゃあどうするか。

ごはんを炊いて、具だくさんのみそ汁をつくる。

これでいんです。

漬物があれば尚良いぐらいの感覚。

一汁一菜とは「システム」であり「思考」であり「美学」であり日本人としての「生き方」そう書いてありました。

 

 

 

毎日、毎食、一汁一菜でやろうと 決めてください。

いいね、かなりいいね、です!

かくいう私も、娘が独立して夫婦2人暮らしになってから、毎晩ほぼ一品です。冷蔵庫の中にある(納豆やもずく、たまに作る本格中華前菜の定番!辣白菜(ラーパーツァイ))それらを並べるぐらい。お弁当作りは卒業しました。私の昼食はおむすびとお味噌汁です。

職場で、かつお節と味噌でお味噌汁を作っています。ま、お湯入れるだけなんだけどね。

ゴマやサバ缶イワシ缶、納豆を入れたりもします。週末に低温調理器で温泉卵を作る事があるので、その時は会社に持参してお味噌汁にも入れています。食料備蓄庫に入れている切り干し大根やひじきの期限が近くなると、鍋に出して水を入れて戻しそのままお味噌汁にします。色が欲しければ植えているネギを散らして完成。冷凍庫の整理をする時は、冷凍の揚げ茄子や冷凍オクラ冷凍ブロッコリーを入れて作る事もあります。

料理研究家が「一汁一菜でよいという提案」をしているのです。脳が喜ぶおいしさと身体全体が喜ぶ美味しさは別だとも書いてありました。なんか分かる。食べ終わって「あ~美味しかった」としみじみ思うアレ。普通に美味しいアレです。いつも家で食べているホッとするアレ。

家族4人で暮らしていた頃は、毎食の準備と4人分のお弁当が必要で週末は1週間分の大量まとめ買い。1度の買物でカゴ2~3つの時期もありました。今思い出しても私、髪を振り乱してたなー。家に帰ったら使う食材の順番を考えて、これはお弁当にも入れるから多めに作って、これは翌日の晩御飯にも使いまわそうと考える。それから食材を冷蔵庫と冷凍庫に分けてと、あーほんと、よく頑張ってたよ私。

だからというわけではないけれど今は、1品でいいでしょ?文句あるなら自分で作って。なんなら文句言って外食に誘って!ぐらいの気持ちです。でも作ってもらうにしても「一汁一菜でいいよ」となると夫もハードル下がります。ご飯の炊き方は知っているし、お味噌汁だってワカメとネギが入っていれば万々歳。お豆腐やお肉が入っていたらキャッホーです。卵を割って入れるだけても美味しいし、家庭菜園で収穫したものを入れていけば、具沢山のお味噌汁が出来る。これ入れたら変よね?なんてものはありません。あっても問題ありません。お味噌汁は何を入れても成立するんです。考えるな、感じろ!

 

人の細胞は絶えず生まれかわり、数か月もすればほぼ別の肉体になる。そのために継続して安定的に良い食事をする必要があるのです。

生きている限り食べ続けなければいけないし、人の体は食べたもので作られるのだから、自分で食材や調味料を選んで料理をしましょう。ご飯とお味噌汁、たまに漬物。これで合格です。もう悩まなくてもいいね。ご飯作りに時間もとられないね。

で、読み進めていくと

おかずがある時は、味噌汁の具はシンプルに。量が足りなければ、ご飯もお味噌汁も お代わり すればいいのです。ってなるほど!

一汁一菜が何故良いのか、理由もたくさん書かれていました。理由を知りたい方には本を読んでもらうとして、私はこの本を読んで自信を深めました。毎日1品2品の夕食で、作るのも苦にならない簡単なものです。でも毎日食べても飽きない。たまにご馳走を食べに行くと、うわぁぁ美味しいー!と感動するけれどそれが毎日となると多分「もう飽きた」と言いそう。家での食事はご飯とお味噌汁と漬物が最強って事です。パワーがみなぎる日には、作りたいもの食べたいものを作ればいいわけで、そうでない日は一汁一菜。自信を持ってこの生活スタイルを続けていこう。

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