Zwilling ツヴィリング 世界初の料理バサミ

※本ブログでは記事中にPRを含む場合があります

キッチンバサミなんてどれも同じ。新しいものはよく切れるけど、使っていくうちに切れ味は悪くなる。そういうものだと思っていました。1000円で買ったハサミも、100円ショップに似た様なのが売ってあるし、2000円出して買ってもそのうち切れなくなる。そこで、ハサミに関してはそこそこの値段でそこそこ使ったらまたそこそこのものに買い換えようと決めました。

それから数年後、無印のオールステンレスのキッチンバサミを購入します。値段も高くなく見た目もシンプルこの上なく、握りやすくて使いやすい。これは合格。なかなかのヒットだと喜びました。ところがそんな時です。何かの雑誌で「20年使ってもまだ現役、切れ味変わらず!」というハサミが紹介されていました。20年‼︎? 生まれたばかりの赤ちゃんがすっかり大人になってもシャーーーッと切れ続けるそんな事ってある? 絶対嘘だ。大袈裟なのよ。でも頭には強烈にインプットされました。すると次から次へとそのハサミの情報が、目から耳からと入ってきます。そして皆が口を揃えたかのように、祖母の世代から使っていました。両親がこれを使っていました。子供の頃から使っていました。結婚してからずっと使い続けています。と長い間使っているけど切れ味衰えない自慢をしているのです。こうなったらもうどうしても自分で確認してみたい。でもそのハサミ、好奇心だけでは買えないお値段でした。

 

 

でもついに購入する時がやってきます。1938年、世界初の料理バサミとして登場したツヴィリングのクラッシック料理バサミです。今でこそこのハサミを見ても何とも思わないけど、この世に出たばかりの頃は、真ん中のギザギザやその下の微妙な丸に対して、なんじゃこりゃ!と感じた人も多かったのではないでしょうか。それにしても、私がずっと使い続けている無印のキッチンバサミとそっくりです。

 

 

これ、どっちがツヴィリングのものか分かりますか。正解は左。考える時間も与えずすぐに答えを書いてしまったけど、とても似ているでしょう。というか、他のメーカーでもそっくりのものたくさん出てますよね。見た目が似ていて切れ味も同じなら、断然安い方がいいです。でも、ツヴィリングのこのハサミは無印のハサミが7本か8本買える値段なんだから同じじゃダメでしょう!というわけで比べてみました。まずは見た目から。

続きを読む
1 / 2
  • コメント ( 0 )

  • トラックバックは利用できません。

  1. この記事へのコメントはありません。