落し物トラッカー Tile
あれは仕事を終え、帰る準備をしていた時のこと。
あれ?自転車の鍵がない。
いつも出勤したらデスクのフックに吊り下げます。でもそこには掛かっていません。ポケットに入れたままかと思い、手を突っ込んでみたけどありません。バッグの中にも入っていません。自転車にも付いていません。どこにもない!どこにも落ちてない!なーんでか。
そんなことがありまして、それからすぐにスマートトラッカー(スマートタグ)を買いました。スマートトラッカーは、落し物トラッカーや忘れ物防止タグとも呼ばれていて、スマートだ、トラッカーだ、ってもう分からんわ!とカタカナ苦手な私は思いましたが、簡単に説明すると「忘れ物発見機」です。このGPSトラッカーを大事なものに付けていると、スマホなどで見つけられるんです。もう行方不明になっても大丈夫。
スマホにアプリを入れて画面の案内通りに設定していくと、すぐTileと連動します。設定は簡単です。
私はまずiPadにアプリを入れてTileを登録しました。それからiPhoneにもアプリを入れてiPadに登録したTileを共有するように設定します。こうすることで家の中ではiPad、外ではiPhoneを使って探せられるようになります。
家の鍵も、自転車の鍵も、自転車にも、カメラもスーツケースも、あれどこいった?はすぐ解決。
あまりにも便利すぎて、家族全員がTileを使うようになりました。追加する時もまずiPadに登録して、それから各自のiPhoneに自分のTileを共有させます。これでiPadには全員のTileが表示されるようになりますが、自分のiPhoneには自分の使っているTileだけ表示されることになります。
数ヶ月前、図書館から出て自転車置き場まで行ったらまた鍵がなくて、ちょっといい加減にしてよ!と自分にイラついたんですが、あ、Tileあったんだった!とiPhoneでアプリを開き、探すボタンを押しました。そしたらあら不思議。ポケットの奥底から音が聞こえてきます。私はボケているのだろうか、ポケットの中も2~3度確認したんですよ。でもこういうこと、少なくありません。
娘もありました。学校に行くのに自転車の鍵が行方不明。早くしないと遅刻しちゃうよー! ふっふっふ、大丈夫だよ娘ちゃん。そんなの探す時間が勿体ないよ。iPadで「探す」ボタンをピッ。 ピーポロポロピーポッポ♪ はいありましたー。 わー、お母さんありがとう!
息子もありました。ねぇ、自転車の鍵知らん? どうしてうちのファミリーはみんな自転車の鍵をなくすのだ。ピッ。 ピーポロポロピーポッポ♪ 即解決。
夫もありました。スマホを仕事現場のどこかに落としたようです。でも大丈夫。Tileはスマホも探せるんです。夫は家の鍵につけているTileをピッピッと2回プッシュしました。ピンポロポロポロピンポッポ♪ あったあった。スマホをマナーモードにしていても音が鳴るのでものすごく便利です。ちなみにiPhoneは車の中にありました。
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