魅惑の街-フィレンツェ

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イタリアへ行く前。息子に「多分お母さんはイタリアの中でフィレンツェが一番好きだと思う」と言われました。フィレンツェといえばイルビゾンテ。ぐらいの貧相な想像力しか持ち合わせていない私は、フィレンツェの場所さえ知らないし、歴史は皆無、全くの低レベルというか底辺より下だ!マイナスなのだ! つまりは全くといって好きになる理由が思い浮かびません。

ところが、行ってみれば息子の予想通り、私の目には魅力たっぷり魅惑の街に映りました。人は多いけれど都会というほどでもなく、こじんまりとした感じも、街の雰囲気も、人も、食べ物も、いい!

 

 

日本では遊園地ぐらいでしか見ないメリーゴーランドも、道の横の広場にポンっと現れます。美味しいカプチーノが飲めるジッリは、写真奥のテラス席がある場所です。コーヒーを飲みながら、廻るメリーゴランドを眺めるも良し、廻る娘に微笑むのも良し。

 

 

でも私は、これを見て胸がグラグラ口元ニヤニヤ。この人は天使なのか悪魔なのか、どういう感情なのか、想像しても分からない。でも面白い。ぐるっと入っている絵は、フィレンツェの街並みでしょうか。正しい答えはいまだ何も得ぬまま。

 

 

オシャレなお店もたくさんあります。いちいち立ち止まっては、三歩進んで二歩下がる。このお店では中の店員さんが腕を組んでじーーーっとこちらを見ていました。くだらんことしてないで何か買え!というような表情で。

 

 

ここはワクワクが激しく踊りまわったお店。欲しいけどデカすぎる、持って帰れるか、いや無理だろ、の自問自答の末、小さいサイズはないですか?と諦めきれず聞くも、「ない」の一言で試合終了した思い出深い場所。

 

 

あとはやっぱり革製品!デザイナーにもよるし、職人にもよるし、経営者の好みもあるでしょうけど、ぶっちぎりにかっこ良かったのはBENHEART(ベンハート)でした。お店で働いている人は当然のようにかっこよく、ドライアイも潤うほど感動。

なんて素敵なんだフィレンツェ!

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