山岸厚夫 刷毛曙塗り 漆応量器
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私にとってはとても高価な器だったけれど、1年使ったら1日幾ら・・・5年使ったら・・・と単価計算してみたところ気持ちも納得。ただいまの使用期間で計算すると1日14円。悪くない、むしろ良すぎるぐらい。そしてこの先も、単価は減る一方。
息子は朝、この器でグラノーラを食べます。お昼、焼き飯を作ってもこの器。夕食が鍋でも麺でも丼でもこの器。みんな、ずーっとこればっかりです。どっしりした形は安定感があって、多少あたっても倒れません。1度高いところから落としてひびが入ってしまったけど、塗りなおしてもらったら復活しました。修理中は1つないだけなのに、あぁぁ、なかったんだ!他のじゃなんだかしっくりこない!ということもあり、もうこれじゃなきゃ嫌な人続出です。
キッチンの収納場所は少ないけれど、狭さはデメリットのようで大きなメリットでした。応量器は入れ子にして収納するので、お碗1つのスペースで片付けられます。食器自体もたくさんないので出し入れもラクだし、制約があるおかげで自分の適量に気付けたという点では、狭さや収納が少ないのは良かったのかも。これが大きな家で収納スペースも広ければ、なんでもかんでも置けてしまう。自分のことだから分かるけど、管理なんて出来ません。掃除もめんどくさいし。
子供達が独立する時、もし応量器を持っていくのであれば、今度は夫婦用に買います。また買う。
そうそう、漆なのでスポンジは柔らかいものを!
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