山岸厚夫 刷毛曙塗り 漆応量器

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ジーンズ感覚の漆器というコンセプトで作られている山岸さんの漆器。それは特別な日だけじゃなく毎日使える器。新品の時からちょっと味のある古びた雰囲気で、傷がついても目立たない、気楽で気軽に使える器です。

漆器というと、お正月やお祝い事など、イベントで使うものというイメージがあったけど、お客様用の食器やカトラリーと同じで、特別な時に使うだけじゃもったいない。たまにしか来ないゲストより、自分や家族で良いものを毎日使おう。そう思うようになったのは、持っていた食器をガツンと減らしてから。

最初に応量器を購入したのは2011年の娘の誕生日。まだ小学生だった娘が、いつか独立する時に持たせようと考えて買ったもの。今考えるとおせっかいすぎるけど、丼にもお茶碗にも汁碗にも本当にオールマイティで、使わない日がないほどの活躍ぶりです。あまりにも便利すぎて息子の誕生日に追加してからは、我が家にはなくてはならない器となりました。

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